洋画 ホラー

ハッピーエンドでなくても安心して観られるホラー。主人公が死んでしまっても「仕方がない」で許せるので怖いかどうかで評価してみました。

「ソウ」">ソウ 【廉価版1,890円】 [DVD] シリーズを追うごとにソリッドシチェーションからかけ離れていくので賛否両論となっている作品です。特に5からはサスペンス、ミステリー調が強くなっているのでどうジャンル分けしたものか悩みました。とりあえず一作目は間違いなくサイコホラーなのでこちらの項目にあげました。ジグソウの容赦のない究極の選択、一回ならまだしも何ステージもクリアしなければならないとか、私ならヘタレなので途中で力尽きちゃいますね。作を追うごとに練りに練られたストーリーであることを認識させられる展開は見事です。
「ファイナルデスティネーション」ファイナル・デスティネーション 特別版 [DVD] こちらもシリーズもの。一作目は飛行機が墜落するのを予知した少年、あまりのリアルさに飛行機から降りるよう皆を説得をするが、教師を一人含む七人だけが空港に残る。少年が言った通り飛行機は墜落。生き残ったことを喜ぶのもつかの間、次々と死神の指に絡め取られて行くように生き残った七人が事故機の席順の通りに「事故」によって死んでゆく。「死」の運命に逆らうべく生き残ろうと目に見えない死神との戦いを生き残ることはできるのか。
「ドーンオブザデッド」
ドーン・オブ・ザ・デッド ディレクターズ・カット プレミアム・エディション [DVD]
ゾンビ映画の巨匠(?)ジョージ・A・ロメロの「ゾンビ」をリメイクした作品。私の中ではゾンビ映画のNo1です。ゾンビといえばのろのろと単調な動きが定番となっていましたがこの作中のゾンビは走る走る、それは全力ですごい勢で。単純に走って襲い来るゾンビは「怖い」の一言。追い詰められた状況での友情、家族愛、裏切りなど、ドラマ性たっぷりの名作ゾンビ劇場です。
「ミスト」ミスト [DVD] スティーブン・キング原作ということで、観てみました。得体のしれない濃霧に囲まれ、スーパーマーケットに閉じ込められる町の住人達、霧の中には見たこともないような生き物たちが獲物を求めてさまよっている状況。狭い空間に閉じ込められた中で形成されていく小さな社会、限られた人数、スペースで、凝縮された「社会現象」の変化も恐ろしいです。ラスト近く、霧の中で大きな足だけが通り過ぎていくシーンがこの世ではない、不思議な世界に迷い込んでしまった気にさせる印象的な場面でした。ラストのオチは好き嫌い分かれますが・・・。
「ホステル」ホステル コレクターズ・エディション 無修正版 [DVD] こちらはグログロ描写に耐性のある人でないときつい内容となっています。実際あんな「殺人クラブ」があったらと考えるだけでヤバイです。あれだけの残虐映像はさすがに何か食べながらは観られません。体調の良いときを選んで観賞しましょう。とだけ言っておきます。
「オープン・ウォーター」
オープン・ウォーター [DVD]
バカンスでダイビングをするカップル。現地スタッフのミスで海の真ん中に取り残されてしまう。周囲を見渡しても岸は見えず、周りには無数のサメが集まりだす。周りには助かる手がかりもなく足元には暗く広がる海だけ、そのシチェーションだけでも背筋をゾクゾクさせる恐怖が襲う。ちなみに続編「オープン・ウォーター2」の予告編が面白すぎてにこにこ動画で観られるようになっています。
*こちらの動画はRealPlayerをインストールしていただいている環境でご覧になれます。
「28日後」">28日後... 特別編 [DVD] 私がゾンビ映画にはまった問題作。強いものだけが生き残る弱肉強食の世界に放り込まれたときのそれぞれの人間の本性。そっちのほうがゾンビよりも怖くなるストーリー。もちろんゾンビも怖いですが。続編の「28週後」はアクション性が目立ち過ぎてて恐怖は薄めです。